ジャックスは4月28日、今年6月に創立60周年を迎えるにあたり、ジャックス創業の地である北海道函館市に太陽光発電システムによる発電所を建設し寄贈すると発表した。
同社が寄贈する太陽光発電所は、函館市新湊町の同市所有地に、広さ1,627平方メートルの土地に容量83.16kwの太陽光発電パネルを設置し、約10万kWhの年間発電量を見込んでいる。
寄贈発電所の建設費は3,500万円規模で、原資はジャックスとジャックスの創業者で函館市に居住している名誉会長の山根要氏個人からの寄付金となる。
資源エネルギー庁が定める再生可能エネルギーの固定価格買取制度により、今後20年間の函館市の売電収入の累計額は6,500万円超となる見込み。
同社は、今回の寄贈と同時に函館市への寄贈発電所と同規模の太陽光発電システムによる発電所を隣接地に建設して発電事業を開始する。