三菱自動車は4月25日、同社のプラグインハイブリッドEV「アウトランダーPHEV」に、SUVの力強さをさらに強調する外観や機能装備の充実などの改良を施して販売することを発表した。

アウトランダーPHEVは2013年1月に日本で発売以降、世界各地での販売が進められている。今回の変更としては主に、デザインとして、フォグランプメッキベゼルやフロントバンパー下部にスキッドプレート(シルバー)を採用したほか、ルーフレール(シルバー)をメーカーオプションで設定し、質感の高いエクステリアに、SUVの力強さを融合させた。また、充電リッドに要望の強かったロック機能を追加したほか、冬季の暖房使用量を抑え、低燃費に寄与する運転席・助手席シートヒーターを標準装備したという。

さらに、多機能メモリーナビゲーションシステム「Mitsubishi Multi Communication System(MMCS)」装着車(「G Premium Package」「G Navi Package」)に、スマートフォンなどからタイマー充電やプレ空調などの操作が可能な三菱リモートコントロールを標準装備したという。 なお、改良型アウトランダーPHEVは5月29日から、同社の系列販売会社を通じて販売する予定だという。