パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は4月21日、業務用SSDポータブルカーナビゲーション(PND)「CN-GP735VB-A」、およびパソコン用業務管理ソフト「CA-APC131B」を発表した。
今回のPNDとパソコン用業務管理ソフトを使った車両運行管理システムは、クラウドなどの通信インフラを使わずに、SDカードをブリッジメディアとして利用するため、通信コストが掛からないのが特徴となっている。また、複数のPNDの運行記録を1台のパソコンで管理できるので、運送会社に限らず一般企業の営業車両の業務効率の向上にも寄与する。
具体的には、走行データ、積荷の有無、休憩時間、給油などの運行記録をPND内のSDカードに記録する。業務終了後に、パソコン用業務管理ソフトで簡単に集計、一括管理ができ、日報・月報の出力などによる可視化を図ることで、車両運行の効率化を課題とする企業と営業ドライバーをサポートする。
なお、PNDとソフトともに5月中旬より発売する。