仕事をバリバリこなし、そこそこの成果が出ているという人はそれなりにいるだろう。その一方で、「私生活は充実していますか?」と聞かれて、あなたは「はい」と即答できるだろうか?

そんな仕事中心のあなたに、いきなり私生活を充実させようといってもなにをすればよいのか分からないかもしれない。OpenForumが仕事と同じように私生活を豊かなものにする考え方を、「ビジネス計画で私生活を改善する6つの方法(原題:6 Ways a Business Plan Can Improve Your Personal Life)」という記事で紹介している。

バランスシート

まずは健康管理から。キャッシュフローや資産管理の感覚で自分の健康もチェックできる。寝足りない状態が続いたら8時間しっかり寝る日を設けるといった健康管理をしてはいかがだろうか。

価値を明確に

イノベーションや顧客満足度、チームワーク、ダイバーシティ(多様性)……。ビジネスで大切にしている価値があるように、私生活の価値を考えたい。

紙と鉛筆を用意して、書き出してみよう。「友達」や「恋人」「趣味の仲間」「静かな時間」などさまざまな言葉が浮かんだことだろう。

これらはビジネス中心の日常に流されてしまっているというのが、おそらくは現状ではないだろうか? ビジネスと同じように、これらの価値を大切にしよう。

月曜日と同じように土曜日も大切に

ビジネスマンにとって重要なスキルである時間管理を、ぜひともプライベートでも役立てたい。平日の計画を立てる時と同じように、土曜日と日曜日を大切にしよう。

自分専用のライフプランを作る

企業にとってビジネスプランがロードマップの役割となっているように、自分の人生にも指針となるライフプランを作ろう。

恋人やパートナー、子ども、友達など、自分が属するグループの人たちと「どんな人生を歩みたいのか」という指針を持っておくことで軌道修正がしやすい。

もし、現在の自分と理想がほど遠いのであれば、今からできることは何かについて建設的に考えたい。

週末に一定の時間を設けて、自分の人生を"レビュー"しよう。理想に近づいているのか、平行線をたどっているか、定期的に考えることで、あなたの行動も変わってるはずだ。

代わりが見つけられないものは何か?

企業が重要な資産を守って重要ではないものは切り捨てるように、あなたの私生活においても、切り捨てられないものや代替不可能なものがあるはずだ。

ほとんどの人が家族や健康、友達などを挙げることだろう。だが、仕事が忙しい時は、思いがけずに家族や友人をないがしろにしてしまっている。代替不可能なものは、仕事と同じか、それ以上に大切にしたいものだ。

目標と優先順位を決める

仕事で培った目標設定のスキルを、私生活にも活用しよう。人間関係や健康といった分野で目標を設定したら、優先順位を付けてみよう。あなたの時間とリソースは限られているので、自分にとって最も重要なものに、時間と心を割こう。

以上6点を眺めてみていかがだろうか。私生活が充実することで、仕事にも更なる好影響が出るはずだ。どれか1つでもよいので、今週末から取り組んではいかがだろうか。