日立ソリューションズは、集中型Javaコード診断ツールの最新版「anyWarp CodeDirector(エニーワープ コードディレクター)V7.3」の提供を、4月22日から開始すると発表した。
最新版では、ソースコードの脆弱性を検知するコーディングルールを追加し、ステップ数の予定と実績を管理するレポート機能を強化した。
同ツールは一般的な標準セキュアコーディングルールにより、ソースコードの脆弱性を検知しているが、今回、18の標準セキュアコーディングルールを追加した。これにより、「不適切なロックオブジェクト」「 finallyブロックにおける不適切な制御構造」「 不適切なスレッド実行」を検知できるようになった。
同ツールはプロジェクト独自のコーディングルールに沿って記述されているかを検知できるが、最新版では、7つのカスタマイズ可能なルールを追加した。
ステップ数予実績管理機能に進捗予定と遅延の算出機能が追加されており、特定のマイルストーン日の予定ステップ数から日々の予定ステップ数を算出して実績と比較することで、進捗や遅延をレポートとして出力する。
価格は「anyWarp CodeDirector」が10ユーザーライセンスで100万円から、Androidオプションが20万円となっている。