ファミリーマートとジェーシービーは、ポストペイ型電子マネー「QUICPay(クイックペイ)」の導入に合意し、6月下旬から全国のファミリーマート全店約1万600店で取り扱いを開始すると発表した。

ファミリーマートで利用できる電子マネー

ファミリーマートは2004年9月から交通系電子マネー「Suica」の導入を開始するなど、いち早く決済サービスの多様化に取り組んできた。その後、「iD」「楽天Edy」などの各種電子マネーをはじめ、クレジットカードやデビットカードなどにもサービス範囲を拡大。今回導入する「QUICPay」を含め、合計12種類の決済サービスが利用できる(3月31日現在。地域や店舗によって取扱いサービスが異なる)。

ジェーシービーは、2005年に「QUICPay」の推進を開始して以来、コンビニエンスストアやドラッグストアなど、少額かつスピーディーな決済が求められるシーンを中心に加盟店網を拡大してきたが、今回のファミリーマートでの取り扱い開始により、全国展開の大手コンビニエンスストアすべてで「QUICPay」の利用できるようになった。