米Twitterは4月17日(現地時間)、同社が昨年買収した米MoPubのモバイル広告ネットワークと、自社の広告サービスの連携させたと発表した。

MoPubは、モバイルにフォーカスした広告企業。AndroidとiOSモバイルアプリケーション向けの広告配信プラットフォームや、モバイル広告を自動化する「MoPub Optimizer」、リアルタイムの入札システムなどを提供する。10億台以上のモバイル端末に向けて広告を配信することができ、AndroidとiOS向け広告を1ヶ月あたり1300億以上取り扱っている。2010年に設立し、米Twitterには2013年9月に買収された。

Twitterは今回、Twitter向けの広告配信ツール「ads.twitter.com」にMoPub向けの配信機能を搭載。従来から利用が可能だった「Promoted Tweets」や「Twitter Cards」に加えて、MoPubが管理するモバイル広告ネットワークにも配信できるようになった。Twitterでは、今回の機能強化により、2億4100万人のアクティブユーザーを誇るTwitterと、10億台に上る非Twitterユーザー端末の双方に1つのツールから広告を配信できるようになったと、利便性を強調している。

Twitterの広告サービス

MoPubの広告サービス