ムトーエンジニアリングは、同社が製造・開発したパーソナル3Dプリンタ第2弾となる「MF-2000」を発売する。発売時期は2014年5月を予定。小売り希望価格は45万円(税別)。
「MF-2000」は、パーソナル3Dプリンタとしては最大規模の造形エリア(300mm×300mm×300mm)を持つ同社の最新機種。ヘッドを2個搭載しているため、異種材を使用しての出力も可能となっている。
また、ダブルヘッド搭載機の多くで発生する、積層中に造形物にヘッドがぶつかったりする問題を、未使用側のヘッドを上下移動させることで解決させているという。前機種の「MF-1000」で培われた高剛性技術を受け継いでおり、筐体の剛性が高いため、X、Y、Z軸のズレが最小限に軽減され、積層レイヤー100ミクロンの高解像度造形も継承している。
そのほか、使用可能なフィラメントはABS樹脂とPLA樹脂の2種類で各9色、フィラメント径は1.75㎜と3㎜の2種類を提供。サポート材としてPVA(ポリビニールアルコール)をはじめとしたマテリアルを使用可能にしていくとのこと。同機種の説明書などは日本語に対応しており、購入後はMUTOHカスタマーセンターによる「安心サポート」を受けることもできる。