日本ヒューレット・パッカードは4月17日、日本コカ・コーラが実施する「コカ・コーラ FIFA ワールドカップ キャンペーン」の第2弾となる「コカ・コーラ」“ネームボトル”の展開において、パーソナライズラベル展開を支援したと発表した。

同キャンペーンでは、「コカ・コーラ」「コカ・コーラ ゼロ」のペットボトルにおいて、通常のロゴラベルに代わり250種類以上の名前(名字含む)入りラベルが使用される。

M左から、「コカ・コーラ」「コカ・コーラ ゼロ」の“ネームボトル” 、“ネームボトル”用パーソナライズラベル(画像はいずれもサンプル)

今回のプロジェクトは、版を用いた従来の印刷技術ではなく、PDFなどのデジタルデータを使用することで無数の異なるデザインの連続印刷を可能にしたHPデジタル印刷技術の採用により実現した。

パーソナライズラベルの生産は、プロジェクトマネージメントを行うレンゴーとラベルの生産を主導する精工により実施され、合計3台の「HP Indigo WS6000 デジタル印刷機シリーズ」で約4ヵ月間、1日最大16時間稼働させることで、約2億本分の「コカ・コーラ」と「コカ・コーラ ゼロ」のペットボトル用パーソナライズラベルが生産された。