リコーは4月16日、Skyのクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」のバージョンアップ(Ver9.1)にあわせて、新たにリコーのデジタル複合機(MFP)やプリンターの管理機能を追加した「SKYSEA Client View MFP/LP連携機能」の提供を発表した。

同機能は、オフィスで使用するさまざまなIT機器と複合機やプリンターを一元管理して効率化したいというユーザーニーズに応える形で、大塚商会とリコーがSkyと連携して商品企画を行なった。

Skyが「Ricoh Developer Program」の開発パートナーとして機能を開発し、「RICOH Partner's Solution 認定商品」として提供する。

「SKYSEA Client View」は、クライアントPCやサーバー、ネットワーク機器、スマートフォンなどのさまざまなIT機器やソフトウェアの資産管理やログ管理、デバイス管理、セキュリティ管理などの機能をオールインワンで提供するソフトウェア。

複合機/プリンター管理機能の追加により、各機器のトナーや用紙の残量やエラー発生といった機器のステータス管理のほか、省エネモードへの移行設定といった節電管理も一括して行うことができるようになった。

ほかに、複合機(MFP)やプリンターのステータスの一括管理が可能となる。例えば、部署別に設置された複合機(MFP)やプリンターの、トナーや用紙の残量やエラー発生といった機器ごとのステータスを管理画面上に一覧表示することができる。また、トナー切れや用紙切れ、エラー発生などのステータス異常時は、管理者にメール通知する。

複合機(MFP)やプリンターの節電管理が可能となっており、機器の省エネモードへの移行を管理画面上で設定できる。あらかじめ曜日や時刻を設定し、自動で省エネモードに移行させる設定や、管理画面上の操作で強制的に省エネモードに移行させることもできる。