富士通エフ・アイ・ピー(以下、富士通FIP)は4月17日、仮想ネットワーク「サービスバス」とIaaS「HyConnect(ハイコネクト)」の提供によるデータセンター仮想化を強化し、ハイブリッドクラウドを実現すると発表した。
「サービスバス」はデータセンター基盤として、同社のIaaSや監視サービスなどをプラグイン感覚で簡単に利用できる環境を提供するもので、6月より順次整備。また、機能や価格レンジが異なる3種類のIaaSを4月17日より「HyConnect」として提供。これによる、顧客は、オープンソースを活用し価格を抑えたパブリック型IaaSをはじめ、マネージド型やプライベート型のIaaSをサービスバスで接続・組み合わせることで最適なシステム運用が可能だという。
「サービスバス」につながるIaaSは、低価格・スピーディーが特長の「HyConnect/オープンパブリック」、導入から運用までのトータルサポートで安心の「HyConnect/マネージド」、個別構築で最大限の安全性確保が図れる「HyConnect/プライベート」と、タイプの異なる3種類のIaaSを4月17日より「HyConnect」として提供。
仮想化適用に関する調査・報告を実施する「仮想化アセスメント」を含め、これらにより顧客はニーズやシステム特性に応じて最適なサービスを組み合わせたハイブリッドクラウドの利用ができ、複数のITサービス事業者のクラウドを組み合わせて利用する場合と比較し、セキュリティや可用性 ・信頼性の確保はもちろん、スピーディーなサービス提供とコスト最適化を可能にし、ホスティングやハウジングと組み合わせたソリューションを提供する。