日立製作所は4月18日、同社の音声SNSソリューション「talkfield」に、災害時の状況把握と救援活動を支援する「災害時支援サービス」を追加し、提供を開始した。

「talkfield」は、スマートフォン専用アプリケーションを通じて、投稿した音声メッセージをユーザーが共有できるソーシャルサービス。企業のほか、自治体や学校などさまざまな分野で利用できる。

このほど新たに追加された「災害時支援サービス」は、地震や台風など災害発生時の情報を提供するほか、社員や家族といった利用者の安否や位置情報を収集して地図上に可視化する機能や、利用者間で互いの情報を共有する機能なども備えている。災害時における救助隊の派遣や、支援物資の配布を速やかに計画するための情報収集ツールとしても活用できるという。

「災害時支援サービス」の画面イメージ

同社は今後も、「talkfield」のさらなるサービス強化を図るとしている。