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Red Hat Enterprise Linuxチームは4月15日(米国時間)、「Red Hat|Red Hat Enterprise Linux 7 Release Candidate Now Available」においてRed Hat Enterprise Linuxの次期メジャーアップグレードバージョンへ向けた最終準備リリースとなる「Red Hat Enterprise Linux 7 Release Candidate (RC)」を公開すると伝えた。リリースバージョンに近いと位置づけられており、RHEL 7の採用へ向けた試験バージョンとして活用できる。
RHEL 7ではMicrosoft Active DirectoryドメインなどWindowsとの相互接続性が向上するほか、デフォルトのファイルシステムとしてXFSを採用する点などが注目される。XFSはスケーラビリティが高く、最大で500TBまでスケールさせることが可能。また、サブシステム管理の改善、RHEL 6ホストからRHEL 7ホストへの仮想マシンの移行作業のサポートなどが提供されている。
Red Hat Enterprise Linuxチームはひとつ前のベータ版のダウンロードが数万に到達したこと、ベータ版を使用したユーザ数は数千に到達したと伝えており、RHEL 7のリリースへ向けた取り組みが着実に進んでいる点を紹介。RHEL 7 RCはOEMやISVパートナーなど戦略的なパートナーにはすでに公開されており、来週中にでも一般へ向けて広く公開される見通し。