富士通は4月16日、Android 4.2搭載のAndroidタブレット1機種と、最新Windows 8.1 Proを標準搭載したノートブックパソコン2シリーズ2機種の、企業向け製品3シリーズ3機種を4月16日より国内で販売すると発表した。
Androidタブレット「ARROWS Tab M504/HA4」は、「カスタムメイドプラスサービス」を提供。業務上必要なアプリケーションのプリインストールや、不要な標準搭載アプリケーションを使用できないようにする設定、エンドユーザーが自由にアプリケーションをダウンロードできないようにする設定など、業務環境にあわせた様々なカスタマイズ環境を提供する。これにより、ユーザー企業の運用にあわせた専用端末として利用することができる。
また、クアッドコアプロセッサー「MediaTek MT8125」搭載しているほか、広視野角の10.1型IPS液晶(1280×800ドット)、10点の同時タッチ操作を実現する10ポイントマルチタッチパネルを採用。独自の日本語入力システム「NX!input」も搭載している。別途提供する「FUJITSU Cloud PaaS MobileSUITE」との組み合わせによって、業務用アプリ/コンテンツを効率よく利用できる「モバイルポータル」の導入や、システム管理者向けの統合管理機能の利用が可能になる。オープン価格で5月中旬より提供を開始する予定だ。
一方、企業向けノートブックパソコン「LIFEBOOK」では、薄型ボディーの「LIFEBOOK Sシリーズ」13.3型フルHD液晶パネルを搭載した「S904/J」を追加。
「LIFEBOOK Eシリーズ」の「E734/H」(13.3型)には、PHSモジュールを使用して遠隔操作でデータ消去を行う、リモートデータ消去ソリューション「CLEARSURE」モデルを新たに追加した。
S904/Jは希望小売価格(税別)27万7200円~で4月下旬より、E734/H(CLEARSUREモデル)は同27万3,100円~で5月下旬より提供予定となっている。
詳細スペックは同社法人向け製品情報サイト「FMWORLD.NET」で確認できる。