デルは4月16日、データセンターの10/40GbEアグリゲーション要件に対応するよう設計されたファブリックスイッチ「Dell Networking Z9500」とSDNプラットフォーム向けコントローラ「Dell Active Fabric」を発表した。
「Dell Networking Z9500」 |
「Dell Networking Z9500」は、L2/L3ルーティングやスイッチング・プロトコルに対応し、スループットが10Tbps、レイテンシーが従来製品の半分となっている。3RUコアスイッチは、40GbEの132ポートを標準で搭載し、10GbEのポートを528個まで拡張できる。
36/84/132ポートのSKUに対して、必要に応じたライセンスの追加・拡張が可能であり、小規模なデータセンターのファブリックの構築や需要の増加に応じたファブリック容量の増加に対応する。同製品の提供は米国で4月に、その他の国では6月下旬以降に開始される予定。
「Dell Active Fabric」は、クラウドやXaaS環境向けにネットワーク機能を簡単かつ安全に構成・導入できるように設計されており、「Dell OpenStack Powered Cloud」ソリューションのオプション・コンポーネント。簡単なプラグアンドプレイのデバイス探索やプロビジョニング、自動化されたトポロジや転送の最適化、ファブリック全体のプログラミング、簡単に操作できるライフサイクルといった機能を提供する。