東京エレクトロンデバイス(以下、TED)は4月16日、同社が販売・提供を行うPure Storageのオールフラッシュストレージアレイ製品「FA-400シリーズ」を、インテックが提供するビジネスクラウドサービス「EINS/SPS(アインス エスピーエス)」シリーズのプラットフォームとして導入したと発表した。
「FA-400シリーズ」はインテックが提供する「高速ストレージ新機能」の基盤として、4月1日より稼働を開始している。
インテックでは、企業システムをクラウドサービス上に展開するなかで「ストレージ高速化」のニーズ対応を課題とし、今回、採用したPure Storageの「FA-400シリーズ」では、SSDに最適化されたOSを搭載。これにより、同時ドライブ障害の防止や障害時に自動的にリビルドを実行するRAID-3D機能など、従来のSSDの弱点を補う設計とデータの重複排除や圧縮機能、管理機能により運用効率・運用管理の向上が可能になる。
インテックの検証環境比では、リード性能で4~10倍、ライト性能で2~3倍の高速化を実現し、データベースサーバーや月次のバッチ処理の高速化が期待できるという。