三菱マテリアル加工事業カンパニーは4月15日、三菱マテリアルが開発、製造する超硬エンドミル「MS plus エンドミルシリーズ」を販売開始することを発表した。標準価格は2,370~13,900円(税抜) 。
MS plus エンドミルシリーズ |
部品加工においては、多品種少量生産が一般的になっており、さまざまな被削材料、形状に対応できる工具が、より強く求められるようになっている一方、50HRC程度までの金型材の加工現場では、従来は部品加工に使用されていたような汎用エンドミルを使用し、工具コストを抑えようとする動きが見られる。
MS plus エンドミルシリーズは、MSTARエンドミルシリーズを改良し、特に金型用鋼として使用されることが多い高硬度鋼の加工における工具寿命および工具の寸法精度を向上させたエンドミルだ。一般鋼から高硬度鋼まで幅広い被削材かたさにおいて、長寿命を実現する。