マカフィーは4月14日、ファイアウォール製品「McAfee Next Generation Firewall」を、5月1日より提供を開始すると発表した。

「McAfee Next Generation Firewall」は、従来からの脅威に加え、これらの検知回避技法からの保護、エンタープライズクラスの可用性、組織のセキュリティ体制の強化に合わせて機能を追加できるモジュール型セキュリティエンジンを組み合わせたファイアウォールソリューション。

このファイアウォールでは、セキュリティ検知デバイスを回避する高度な脅威からネットワークを保護できる回避対策機能を搭載。搭載機能はそれぞれモジュール化されており、アプリケーション制御、侵入防止システム(IPS)、VPN、検知回避防止などの機能を提供することで、必要な機能の導入プロセスを簡素化した。

また、最大120Gbpsのファイアウォール スループットで動作する最大16ノードのアクティブなクラスタリングを提供し、高い負荷のかかる処理にも対応。また、直感的に操作可能なコンソールを通じて、ネットワーク上のすべてのセキュリティデバイスを集中的かつ効率的に管理、監視する。

「McAfee Next Generation Firewall」は、ハードウェア アプライアンスに加えて、ソフトウェア モジュール、仮想アプライアンスでも提供される。最小構成価格は、管理サーバーを含まないケースで72万円~(税別)となっている。