IDTは4月15日、DDR4 RDIMM(Registered Dual In-line Memory Modules)とLRDIMM(Load-Reduced Dual In-line Memory Modules)向けに、JEDEC 1.0に準拠したDDR4チップセットの量産を開始したと発表した。

JEDEC 1.0は、2400MT/sまでのメモリロジックコンポーネントの規格を定義している。同社のDDR4ソリューションは、企業向けサーバ/ストレージシステムに使われるDDR4メモリサブシステムの極めて重要な構成要素で、2014年後半にリリース予定の「Intel Xeon プロセッサ E5-2600 v3」ファミリをベースとしている。

なお、同ソリューションは、レジスタ付きクロックドライバ(RCD)「4RCD0124K」、データバッファ「4DB0124K」、SPD付き温度センサ「TSE2004GB2」で構成されている。3品種とも、量産出荷を開始している。