キヤノンシステムアンドサポート(以下キヤノンS&S)は、システム基盤を設計し構築できるシステム専任者が少ない中小企業向けに、マイクロソフトのタブレット端末「Surface Pro 2」が付属するプランなど、「Microsoft Office 365」対応クラウドサービス3サービスを4月15日より提供すると発表した。

「Microsoft Office 365」対応クラウドサービス3モデル

「いつでもリモートオフィス for Surface Pro 2」は「Surface Pro 2」が付属するプランで、社内でも外出先でもノートPCの代わりに使えるタブレットでメールやスケジュール管理、オンライン会議がいつでも行えるというワークスタイルを提案するもの。価格は、5ライセンスの102万8000円(税別)から。

「いつでもリモートオフィス for Surface Pro 2」

「いつでもリモートオフィス for iPad」は、外出先でiPadやiPhoneを活用してクラウドサービス「Office 365」を利用することを想定したもので、価格は5ライセンスの38万7800円(税別、iPad等のハードウェアは自分で用意する必要がある)から。

「いつでもリモートオフィス for iPad」

そして、「らくらくリモートオフィス for Office 365」は、「いつでもリモートオフィス for Surface Pro 2」に加え、クラウドサービス「Office 365」とキヤノン製複合機「imageRUNNER ADVANCE」、キヤノンマーケティングジャパンのクラウドサービス「HOME」を利用することで、「Office 365」の活用以外に、スキャンした紙文書やFAX文書を転送してクラウド上で共有することができるプラン。価格は、5ライセンスの125万8,800円(税別)から。

「らくらくリモートオフィス for Office 365」

価格にはいずれも、システム構築料金が含まれている。

なお、キヤノンS&Sはサービス導入の促進をはかるため、今後、「Office 365」導入支援技術者を60名育成し、マイクロソフト認定試験のMCP74-325(Office 365 for Small Businessの管理)を取得することで、システムの構築および保守を安心して依頼できる体制を整備する。

また、40名の営業支援専任要員にマイクロソフト セールス スペシャリストを取得することで、顧客の課題や現状をヒアリングし、本システムを適切に提案、設計できる体制を構築する。