サイボウズは、クラウド版およびパッケージ版の「サイボウズ Office」の最新バージョン「サイボウズ Office 10.1」を4月14日より販売開始した。
今回のバージョンアップでは、スケジュール機能やカスタムアプリを機能強化。さらに本リリースと同時に、失敗しないグループウェア選びを支援するため「グループウェアの教科書」の提供を開始する。なお、クラウド版「サイボウズ Office on cybozu.com」は4月13日にアップデート済み。
スケジュール機能では、簡易登録機能や「iCalender形式」書き出し機能を提供。
簡易登録機能では、トップページのスケジュールパーツ等から、登録アイコンをクリックして簡易登録ができるようになった。「iCalender形式」書き出し機能(クラウド版のみに提供)では、ユーザーのスケジュールデータを「iCalender形式」で書き出せるようになっている。これにより、ユーザーが個人で利用しているカレンダーに「サイボウズ Office」のスケジュールを重ねることが可能になる。
カスタムアプリでは、宛先指定機能を追加し、宛先指定のコメントができるようになった。これにより、事前に通知設定すること無しに、必要なときに必要な人にだけに通知を飛ばすことができるようになる。また、インクリメンタルサーチを利用しているため氏名を入力するだけでユーザー候補が表示され、手軽に利用できる。
その他、新しく搭載された主な機能としては、スケジュールのファイル添付機能、カスタムアプリのセル幅調整機能、メールのインクリメンタルサーチ機能がある。
「グループウェアの教科書」では、「働いている人が思わず使いたくなる」「会社の信用をあげる"不可欠"なしくみ」「ゴールは売上アップへの貢献」という3つの軸でグループウェアを紹介する。申し込み(無料)は、同社サイトで行える。