SAPジャパンは4月14日、最新のインメモリ・データ・アーキテクチャの一部として「SAP Business Warehouse(以下、SAP BW) powered by SAP HANA」アプリケーションのバージョン7.4の提供を開始すると発表した。

「SAP HANAインメモリーコンピューティング」Webサイト

新バージョンでは、社内全体のビジネスのセマンティック層として機能し、データウェアハウス・分析・ガバナンスのアクティビティを単一のビジネスコンテキストにまとめるほか、インメモリ・データ・ファブリック内でデータモデリング、データアクセス、データプロビジョニング、ガバナンスを簡素化することで、リアルタイムのエンドユーザー体験を実現し、状況に応じたビジネスの洞察を迅速に導き出す。

SAP HANAのスマート・データ・アクセス技術を活用しているため、エンドユーザーはデータを物理的に移動させずに、あらゆるソースやシステムからデータを仮想的に組み込むことができる。

データの変換、プランニング、OLAP機能など、データを集約的に使用するプロセスのプッシュダウンをSAP HANAへと拡大することで、パフォーマンスを大幅に高め、リルタイムの結果を導き出し、データの読み込み時間を短縮する。