米TIBCO Softwareは4月11日(米国時間)、主力のアプリケーション統合ソフトウェア製品の最新版「TIBCO ActiveMatrix BusinessWorks 6.0」を発表した。ユーザーインタフェースを一新し、インメモリデータグリッドにより高速処理を実現する。

TIBCO ActiveMatrix BusinessWorksはサービス作成、調整、統合などの機能を持つ設計環境。機能やコネクタの作成、アプリケーションの構築や変更を容易に行うことができ、サービス指向アーキテクチャ(SOA)を実現できる。

6.0ではモバイル端末やモノのインターネット(Internet of Things)のトレンドに合わせ、モデル主導のアプローチを強化した。OSGiに対応したほか、オープンなAPIを利用した外部アプリケーションとの連携を強化し、インメモリデータグリッド「ActiveMatrix」も導入した。これらによりビックデータを高速に処理でき、ビジネスプロセスの改善をさらに強化できるという。

ユーザーインタフェースも強化し、操作性を改善する。Eclipse IDEを利用した生産性の高い環境を提供、コードを書くことなくプロセスの開発、デバッグ、設定、実装などの統合処理を行うことができるとしている。Webインタフェースのほか、コマンドラインも利用可能。