日立ソリューションズは4月11日、業務システムで活用される複数のオープンソース・ソフトウェア(以下、OSS)を推奨OSSスタックとして組み合わせた「エンタープライズOSSプラットフォーム」を、サブスクリプションモデルにて提供を開始すると発表した。
同サービスは、同社が長年のシステム構築で培ったノウハウを基に、業務システムで有効かつ信頼性の高いOSSを選定し、運用の際に発生しうる不具合対策について、POWERプロセッサを搭載したサーバにLinuxをインストールした環境で事前に検証したもの。
OSSの導入後のバージョンアップやパッチ適用においても、同社が事前に動作検証を行い提供し、トラブル時の一時対応も行う。これにより、企業は運用負担を軽減することが可能となる。
提供するサービスは、「ソフトウェアサポートサービス」と「導入サービス(オプション)」。ソフトウェアサポートサービスは、「エンタープライズOSSプラットフォーム」の提供、メール・電話による問い合わせへの対応(平日 9:00~17:00)、パッチ・バージョンアップ版の提供を行う。導入サービスでは、ソフトウェアをインストールする。価格はいずれも個別見積り。