三菱自動車は4月10日、2014年4月20日から4月29日まで、中国・北京の新国際展覧センターで開催される「第13回 北京国際モーターショー(オートチャイナ2014)」に三菱汽車銷售(中国)、広汽三菱汽車、東南(福建)汽車工業と共に出展すると発表した。
今回の出典では、中国で生産・販売する車両を含む合計11車種を展示するほか、「@earth TECHNOLOGY」をテーマに、SUVの機能性と安心感を象徴する新たなデザインを取り入れた、三菱自動車のクルマづくりの方向性を示す2台のコンセプトカー「MITSUBISHI Concept GC-PHEV」、「MITSUBISHI Concept XR*2-PHEV」を参考出品(中国初披露)する予定だという。
「MITSUBISHI Concept GC-PHEV」は、3.0L V6スーパーチャージドMIVECエンジン、8速オートマチックトランスミッション、高出力モーター、大容量バッテリーなどで構成するFRタイプのプラグインハイブリッドEVシステム(PHEVシステム)を搭載し、オールラウンドSUVに相応しい走りを実現するフルタイム4WDの次世代ラージSUV。
一方の「MITSUBISHI Concept XR-PHEV」は、ダウンサイジングコンセプトを取り入れた1.1L直噴ターボチャージドMIVECエンジン、軽量・小型・高効率モーター、大容量バッテリーなどで構成するFFタイプのPHEVシステムを採用した次世代コンパクトSUVとなっている。
また、2台のコンセプトカーには、次世代の情報システムを活用したコネクティッドカー技術と予防安全技術を組み合わせ、「危険を察知して安全機能を的確に作動させる」安全機能や「故障や異常を早期に発見して修理やメンテナンスを促す」安心機能が採用されているという。