パナソニックは、イタリア・ミラノで開幕したデザイン見本市「ミラノサローネ2014」の期間中、トラフ建築設計事務所を起用したインスタレーションをミラノ大学内インテルニ会場にて展示している。開催日時は4月13日までは9:00~24:00、4月14日~17日は9:00~21:00、4月18日は9:00~18:00(引き戸可動期間は4月13日まで)。
同社はミラノサローネに7年連続で出展しており、2014年は「SLIDING NATURE」をコンセプトに、住環境と自然が融合した「呼吸する家」を、大型引き戸とLED照明を用いて表現している。会場構成は、トラフ建築設計事務所が手がけた。
また、メインのプレゼンテーションは、ミラノ大学内の中庭に出現する、引き戸で構成された家型のオブジェクト。会場に流れる音楽とシンクロしながら、オブジェクトを取り囲む四方の引き戸が、時には規則正しく、時には不規則に動く。家の天井を照らす映像と、庭を囲む回廊の1階と2階に配置された120台のシンクロ調色LED照明器具、そして庭にちりばめられた175個のLED電球が互いに呼応し、さまざまな住環境の表情を作り出す。加えて、会場入り口には面発光LED照明器具「パネルミナ」のペンダントライトを50台配置しており、インタラクティブな調光を体験することができるということだ。