ビーブレイクシステムズは4月10日、同社が提供する、IT/広告業界向けERPパッケージ「MA-EYES」に在庫管理機能を追加したと発表した。

在庫管理機能の画面

MA-EYESは、プロジェクトという単位で人員管理や収支管理などを行える、サービス業に特化したERPパッケージ。プロジェクトに入力した情報を、販売管理や購買/経費管理、SFA、債権債務管理、財務会計、分析/レポートなどと連携させ、管理会計を実践できるといった特長がある。

今回のリリースでは、商品の登録や在庫紹介、在庫引当、出荷、在庫発注、入庫管理などが行える、在庫管理機能を新たに搭載。サーバ/ストレージ、ネットワーク機器、ソフトウェアなどを販売/リースするような企業にも対応した。

ビーブレイクシステムズでは、製品の特長について、カスタマイズしやすい点を挙げたうえで、「在庫管理という比較的オーダーメイド開発が活発に行われている業務範囲に対し、お客様毎の個別要件にも柔軟に対応できる」と説明している。

MA-EYESは、オンプレミス向けの「一括導入版」と「SaaS版」の2種類が提供されている。一括導入版の価格は個別見積もり。SaaS版は、月額利用料金が利用機能と利用ユーザ数によって決まる体系で、1ユーザー機能あたり数百~数千円。加えて導入時には、初期導入支援費用が必要となる。