KDDIウェブコミュニケーションズは4月9日、クラウド電話API「Twilio」で料金プランを改定し、新たなサービスとして着信者課金番号(0120番号)の提供を開始した。

クラウド電話API Twilioは、インターネット上から電話やSMSの送受信ができるサービス。公開されたAPIをWebサイトやアプリケーションなどに実装することで、電話やSMSの受発信機能、アップロードした音声を再生する再生機能、文字列を音声に変換できる音声合成機能など、さまざまな機能が利用できる。

Twilioでは、2013年4月より050番号を提供しているが、SMS認証や音声アプリケーションなどのさまざまなサービスに採用した結果、トラフィックが急激に増加した。これにより、料金の値下げが実現できたという。

新料金では、これまで490円としていた月額料金を100円(税別)に改定する。これに加えて、固定電話あての受着信料金を9円/1分から5円(税別)/1分に、携帯電話宛の受着信料金を19円/1分から15円(税別)/1分に値下げする。またSMSやアプリなどの受発信料金に関しても、2.8%の値下げを行う。

価格改定に合わせ、期間限定キャンペーンとして6月30日まで、新規・既存問わず、キャンペーン料金月額50円(税別)で提供するという。

新たな0120番号は、月額料金1500円(税別)で提供される。0120番号は、電話の発信者に通話料金が発生しない代わりに、着信者(番号所有者)に着信料金の20円(税別)/1分が発生する。

0120番号でも期間限定キャンペーンが用意されており、6月30日までに申し込み、2015年3月31日まで継続して契約したユーザーを対象に、キャンペーン料金月額1000円(税別)でサービスを提供する。

料金表