リコーは4月9日、PCから文書を印刷するときと同様の操作で、Wi-Fi経由でiPad/iPhoneに文書を配付することができる資料配付アプリケーション「RICOH TAMAGO Handouts」の無償提供を開始したと発表した。

本サービスは、PC側にインストールする印刷ドライバ「RICOH TAMAGO e-Distribution」と配信アプリ「RICOH TAMAGO PassIt」、iPad/iPhone側にインストールする「RICOH TAMAGO Handouts」の3つから構成される。

資料配付アプリケーション「RICOH TAMAGO Handouts」

iPad/iPhoneへの登録は、PC側の「RICOH TAMAGO PassIt」から発行されるQRコードを配付先のiPad/iPhoneで一度読み込むだけで完了する。配付対象にしたいiPad/iPhone情報を一度登録しておくことで、必要なときにはいつでも、印刷をする感覚で、PCから選択したiPad/iPhoneに文書を配付可能。一回の印刷処理で複数の配付指定先へ一括で配付可能。

「RICOH TAMAGO Handouts」の使用前後

また、事前登録を行えば、同一ネットワーク内(同じ社内ネットワーク環境など)の、違うフロアや事業所のiPadなどへも配付できる。