フォーティネットは4月8日、FortiGateセキュリティプラットフォームがAmazon Web Services(AWS)で利用可能になったと発表した。AWS Marketplaceを通して導入できる。
同社は2013年に、FortiManager-VMとFortiAnalyzer-VMがAWSで利用可能になったことを発表している。今回の発表によって、セキュリティ管理に加えて、エッジや内部ネットワーク、リモートオフィス、コアデータセンターで稼働する、またはクラウドに展開されたすべてのFortiGateとFortiGate-VMのセキュリティ技術へのレポーティング導入が可能となった。
フォーティネットによると、同社の仮想アプライアンスの強みとして、仮想化されたマルチテナントのクラウド環境における仮想インフラストラクチャの保護や可視性の向上、通信の制御のための強化されたネットワークセキュリティの導入を可能にする点を挙げている。
また、セキュリティコントロールを仮想アプライアンスへ実装することにより、スループット需要へ臨機応変な対応ができるほか、仮想マシン同士の通信のためのスケーリングが可能だとしている。