SET Corporation Limitedの日本支店であるS.E.Technologies Limited(Japan)は4月8日、中国の自社工場(広東省東莞市)に松浦機械製作所の「金属光造形複合加工機」を導入し、同機による金型製作・成形から組み立てまでの受注を開始することを発表した。

今回導入した松浦機械製作所の金属光造形複合加工機は、ファイバーレーザによる金属光造形とマニシングセンタによる高速・高精度切削加工をひとつのマシンに集約した「LUMEX Avance-25」だ。

LUMEX Avance-25

これにより、複雑な形状の金型でも高精度の一体製作が可能となり、リードタイムの短縮および製作コストを従来比1/2から1/3へ削減。また、金型内に3次元水管を組み込むことによって効率的に金型を冷却し、ハイサイクルで従来以上に高品質かつ高精度な射出成形を実現している。

SETは、中国国内を中心に成形、金属部品(板金、ダイキャスト)、金型及び製品開発/設計. 製造. 組立. 販売、二次加工(メッキ、蒸着、塗装)、基板ASSY/完成品組立など製造ラインの事業を展開している。