GEヘルスケア・ジャパンは、同社のベッドサイトモニタ「CARESCAPE」の新ラインアップとして、同社の麻酔装置と互換性を持ち、直感的な操作性と確実な患者モニタリングを可能にする高性能の汎用モデル「CARESCAPEベッドサイドモニタB450」の販売を開始したと発表した。

同製品は、手術室で高い評価を得ているデーテックスオメダと循環器分野で定評のあるマルケットの両ブランドが培ってきたプラットフォームを融合し、それぞれの強みを1台の中で最大化させたコンパクトな汎用モニタながら、エントロピー、NMT(筋弛緩)、心電図・血圧・SpO2・体温など、手術中における生体の変化などを正確にとらえることが可能なほか、麻酔中において安定したガス計測技術で術中管理をサポートすることが可能。

また、計測精度の高いパラメータをモニタに統合することで、ミスアラームを防ぎ確実なアラーム管理を可能にしたことで、生体情報モニタリングシステムの広範なニーズをより適確にカバーできるようになったとする。ります。

さらに、セントラルモニタを介在せずに、モニタ本体同士をネットワークにダイレクトに接続することができるため、ベッド間通信(インタベッド機能)でリアルタイム波形およびデータ閲覧が可能だという。

なお、同社では同製品について、初年度国内販売300台を目指すとしている。

「CARESCAPEベッドサイドモニタB450」の外観