Alteraは4月7日(米国時間)、ボード開発者がポイント・オブ・ロード電力ソリューションを設計し、最小のシステム電力で高いFPGA性能を達成できる電力変換ソリューション「モノリシック 40Aドライバ・プラス・シンクロナスMOSFETパワートレイン(ET4040)」の提供を開始したと発表した。
同ソリューションは、同社のFPGA「Stratix V」、「Arria 10」、および「Stratix 10(SoC含む)」の主要要件を満たすよう最適化されており、システムデザイナは、40Aパワートレインを利用して、シングルフェーズあるいはマルチフェーズ構成で、FPGAのコア・サプライ・レールに電圧供給することができる。また、DDR3/DDR4、およびQDRメモリ向けのVDDQ サプライ・レールで使用できるほか、ハイエンド・サーバおよび通信インフラ・システムで使用されるASICおよびASSP 向けのあらゆる高電流サプライ・レールに使用可能だという。
なお、同ソリューションは、すでに量産出荷を開始しているという。