ビッグローブは4月8日、MVNO事業でこれまで提供しているデータ通信専用のSIMサービスに、090電話番号を利用できるようになる音声通話オプションを7月から提供すると発表した。

なお、オプションでの提供を行なうとしたものの「詳細はまだ詰めていない」(ビッグローブ 代表取締役社長 古関 義幸氏)としている。そのため、オプションでの提供形態になるかも現時点では確定ではない。

090の電話番号で音声通話ができるようにした理由として古関氏は「店頭で"ほぼスマホ"を欲しいというユーザーがいても、『これまでの電話番号は使えないの?』と言われて帰っていかれるケースが多かった」と話し、MNP(ナンバーポータビリティ)を活用した転入もできるようにしていくことを明らかにした。

価格については「この業界は動きが激しいため、具体的に金額は決めていない」としながらも「現在のほぼスマホは900円(税別)で提供しているが、オプションでいくばくかいただく形にしようかなと考えている」(古関氏)と話した。