三菱樹脂は4月7日、錠剤・カプセル包装に使用されるPTP用硬質塩化ビニルシート、ポリプロピレンシートを5%値上げすることを発表した。5月1日の出荷分から、価格改定が実施される。

昨今の原油・ナフサ価格の高騰により、上記製品の主原料である塩化ビニル樹脂、ポリプロピレンなどの原料価格が値上がりし、現在も依然高止まりの状況が続いている。

三菱樹脂は徹底した製造の合理化策を推し進めてきたが、原料価格の高騰につきましては、その努力の限界を超えるものであり、今回上記の通り価格を改定する事としたという。