セキュリティソフト「ESET」の日本国内における販売を行なっているキヤノンITソリューションズは4月4日、FFRIとの共同技術検証による対象製品の共存動作保証を開始したと発表した。
対象製品は、FFR yaraiVer.2.4、ESET NOD32アンチウイルス 4.2、ESET Smart Security 4.2、ESET Endpoint アンチウイルス 5.0、ESET Endpoint Security 5.0、ESET File Security for Microsoft Windows Server 4.5。
これによりウイルス対策ソフト「ESETセキュリティ ソフトウェア シリーズ」と標的型攻撃対策ソフト「FFR yarai」の現行バージョン以降の製品プログラムの共存環境において、エンドポイント向けのサイバー攻撃対策を提供する。
ESETセキュリティ ソフトウェア シリーズは、新種や亜種のウイルスを検出するヒューリスティックエンジンと、2種類のウイルス定義データベースを併せて利用した効率的なウイルス検出方法により実現するウイルス対策ソフト。
もう一方の、FFR yaraiは、標的型攻撃で利用される攻撃の特徴を4つのヒューリスティックエンジンにより、さまざまな角度から分析し、未知の脅威に対して高い精度で攻撃を検知・防御する標的型攻撃対策ソフトとなる。
同社では、この度の共存動作保証の開始により、両製品を共存利用することで、安定かつ効果的なマルウェア対策と標的型攻撃対策を実現することができるとしている。