Broadcomは、ネットワーク機能仮想化(NFV)とソフトウェア定義型ネットワーキング(SDN)の導入を簡略化することを目的に、32個のNXCPUと80Gbpsのパフォーマンスを提供する28nmプロセス採用マルチコア通信プロセッサ「XLP500シリーズ」を発表した。

同シリーズは、クアッドイシュー、クアッドスレッディングのスーパースカラ・アーキテクチャをアウト・オブ・オーダー実行機能によって、高い処理パフォーマンスを実現しており、同社のOpen NFVプラットフォームおよびスイッチシリーズ「StrataXGS」とのシームレスな相互運用性のサポートにより、開発プロセスの合理化および電力要件の最適化、ハードウェアコストの削減、市場投入までの時間短縮を実現することができるという。

なお、同製品はすでにサンプル出荷を開始しているという。