NXP Semiconductorsは、同社の開発ボード「LPCXpresso」の最新版(version2)「LPCXpresso v2」が、ARM mbedプラットフォームに完全準拠したことを発表した。

同ボードを用いることで、 LPCとmbedの開発者はmbed.orgとLPCWare.comの両方のコミュニティを通してハードウェア構成図とオープンソースソフトウェアにアクセスすることができるようになるほか、mbedからLPCXpresso環境へプロジェクトを容易にエクスポートすることができ、サポート、コード、その他のリソースに関連して両方のコミュニティをより効果的に利用することができるようになるという。

また、mbedを用いた開発者は、MCUやプロトタイピング機能選択の幅を広げることが可能となり、LPCXpresso v2に搭載されている、Wi-Fi、Bluetooth、Arduino UNOシールドコネクタなどの拡張機能を活用することができるようになる。

なお同社では、同ボードと「LPCXpresso IDE v7.1」を組み合わせて使用することで、NXP LPCマイクロコントローラの高度なアプリケーションを迅速に評価・開発することができるようになるとしている。

「LPCXpresso v2」の外観