八重洲ブックセンターは、4月22日に八重洲ブックセンター本店(東京都・中央区八重洲)にて、2008年に行われた宇宙飛行士選抜試験で、最終選考まで勝ち抜いたファイナリストの1人で、現在は宇宙航空研究開発機構(JAXA)で無人宇宙輸送船「こうのとり(HTV)」のフライトディレクタ(運用管制官)を務める内山崇氏と、宇宙ライターの林公代氏の2名による、地球代表としての立場で、宇宙で働く仕事で求められる能力やスキルについて語り合うトークイベント「宇宙飛行士・管制官の仕事力に迫る!」を開催する。

2014年4月現在、国際宇宙ステーション(ISS)では若田光一宇宙飛行士が日本人初のコマンダー(船長)として各国の宇宙飛行士で構成されるチームをまとめている。

しかし、宇宙飛行士に求められる能力は特別なものではなく、異文化理解、チームワーク、リーダーシップ、フォロワシップ、ストレスマネジメントといった一般社会で求められるものばかりであると内山氏と林氏は語る。同イベントでは、そうした能力により生み出される地球代表として活躍するための最強の「チーム力」、「仕事力」はどうやって磨きあげられるのかについての話が行われるという。

なお、開催日時は2014年4月22日18時30分からで、会場は八重洲ブックセンター本店8階ギャラリー。参加費は無料だが、申し込み先着順で募集人員は80名(定員となり次第、募集締め切り)となっている。また申し込み方法は、申込書に必要事項を記入のうえ、本店1階カウンターに持っていくか、電話(03-3281-8201)による申し込みにて受け付けるという。