Windows Internet Explorer 11

Microsoftは4月1日(米国時間)、「Building Better Input Experience for East Asian Users with the IME API in IE11」において、IE11に実験的に追加されたIME APIに関する概要を伝えた。新しいIME APIが提案されており、現時点ではフルには実装されていないが、この仕様が正式なものとして採用された場合にはブラウザにおける日本語などの入力体験が従来よりもスマートなものになるものとみられる。

日本語や中国語、韓国語などはローマ字を入力したあとで、それを一定の規則にしたがって自国の文字に変換してから入力するという操作をすることがほとんどとなっている。こうした機能は最近Webインタフェースで採用されることが多い入力サジェスチョンと相性が悪い。IMEの表示するウィンドウとサジェスチョンウィンドウがかぶってしまうためだ。

今回提案された仕様およびIME APIはこうした重複を制御できるようにするというもの。最終的にはサジェスチョンウィンドウと変換後文字列表示候補などを統合したUIのもとで提供できるようにするといった使い方が想定されている。

IEBlog - Building Better Input Experience for East Asian Users with the IME API in IE11より抜粋

IEBlog - Building Better Input Experience for East Asian Users with the IME API in IE11より抜粋

IEBlog - Building Better Input Experience for East Asian Users with the IME API in IE11より抜粋

IEBlog - Building Better Input Experience for East Asian Users with the IME API in IE11より抜粋