オプトは4月2日、オムニチャネルマーケティング支援に特化した新会社「株式会社コネクトムを設立したことを発表した。
オムニチャネルは「すべての(オムニ)顧客接点(チャネル)」という意味で、小売業者が実店舗やWebサイト、ソーシャルメディアなどのあらゆる販売チャネルを統合して購買体験を提供する戦略を指す。
現在、スマートフォンやソーシャルメディアの普及を受け、オムニチャネルに関連するO2O市場は拡大を続けており、同社もオムニチャネル / O2O関連サービスへの取り組みを本格化させている。
同社は2013年に、米国で10万以上の導入実績を持つO2Oソリューション「Retailigence」の国内総代理店になり、社内にオムニチャネル / O2O専門組織を設置。流通小売企業向けに「Retailigence」を活用したO2O集客支援サービスを提供してきた。このほど同社は、オムニチャネル / O2O関連サービスのさらなる強化を目的として専門組織を独立させ、新会社コネクトムとして設立した。
コネクトムは、「Retailigence」を活用し、リアル店舗の商圏内にいる生活者のスマートフォンを主なターゲットとしてプロモーションを実施する「オムニチャネルマーケティング支援サービス」を中核に、事業展開を行うという。