富士通は、製造業のアフターサービス業務を支援する保守業務支援システム「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA ENTERPRISE MM(以下、GLOVIA ENTERPRISE MM)」の提供を4月1日より開始すると発表した。販売価格はどちらも800万円(税別)から。
このシステムは、2013年10月に発表した「ものづくりソリューション」の基盤技術、プラットフォームと保守領域に位置付けられ提供している「FENICSII M2Mサービス:稼働情報の見える化と故障予測による機器稼働率向上を実現」と「GLOVIA OM(フィールドサービス機能)」に加え、稼働監視や故障予測を実現する「GLOVIA ENTERPRISE MM M2M連携」、現地保守業務を支援する「GLOVIA ENTERPRISE MM 現地保守」を新たに提供し、保守業務全体をカバーする。
これにより、機器故障の早期検知、最適なタイミングでの予防保守が可能となり、製造業の顧客のアフターサービスを、事後修理型から予防保守型へと変革。また、スマートデバイスを活用することで、現地保守作業の高度化を実現し、保守作業員の作業効率化を図り、さらに、製品機器の稼働率向上、保守コストの削減を実現できる。