オージス総研は3月31日、ビッグデータの予測分析を簡単に行えるソフトウェア群「IBM SPSS」の提供を開始したことを発表した。
「IBM SPSS」は、データマイニングワークベンチ「IBM SPSS Modeler」や、統計解析ツール「IBM SPSS Statistics」といったソフトウェア群で構成される。
ビッグデータの予測分析などに活用されており、たとえば「IBM SPSS Modeler」は、パレット上にアイコンを配置するだけで容易に分析が実行できる。データ加工とモデル作成の自動化機能を使うことで、初心者でもスムーズに最適な分析が行えるようになっている。
同社は今後、従来から提供してきたデータ分析コンサルティングと「IBM SPSS」を組み合わせて、各企業に対して効率のよいデータ利活用を提案する方針。また、分析テーマ導出支援などデータ利活用における計画立案のコンサルティングや、ビッグデータを蓄積して「IBM SPSS」とスムーズに連携できるシステム基盤構築の提案も行うとしている。