日々進化するGoogle 日本語入力だが、2014年度に入った4月1日、新たに「Google日本語入力 マジックハンドバージョン」がリリースされた。エイプリルフールネタとはいえ、グーグル社員は専用器具を開発するほど、大真面目に新バージョンを作り上げている。

これまで同社は、Google日本語入力のドラムセットバージョンモールスバージョンパタパタバージョンなど、ありとあらゆる日本語入力のあり方を模索してきた。

今回のマジックハンドバージョンでは、スマートフォンにおける文字入力の問題点「ネイルをおしゃれにすると操作しづらくなる」や「指紋で画面が汚れてしまう」「手袋をしていると反応が悪い」を解消するために研究・開発を行なってきた。

ユーザーはマジックハンドデバイスをスマートフォンの前にセットするだけで、スマートフォンをレバーで操作できるようになる。

社食で食事をしながら操作するGoogle社員

マジックハンドは、"ハンド"を交換することで、様々な要求に応えることが可能。左利き派や親指派、猫の手も借りたい派、背中かきたい派にそれぞれ合わせた提案を行なっている。

グーグルによると、交換ハンドは全て付属する

グーグルでは、開発に1年を費やしており、基板回路などのオープンソース化は予定していないという。重量は800gで、バッテリー駆動時間は、最長17時間。レーザー測域センサー(クラス1レーザー)とCMOSカメラを内蔵しており、インタフェースは、USB 2.0×2とBluetooth、無線LAN(IEEE 802.11 g/b/n)、IrDA。

これまで登場したその他バージョンと組み合わせて利用できる

発売日や価格は、市場調査の結果を踏まえて判断するとのこと。カラーバリエーションは青と赤、黄、緑が用意されている。詳細は「http://www.google.co.jp/ime/m9/」からご覧いただきたい。

ますます加熱するネットのエイプリルフールまとめ - 続々更新中!!