村田製作所は4月1日、グローバルでのさらなるブランド訴求を目指すことを目的に、ロゴマークなどのVI(Viual Identity)をリニューアルしたことを発表した。
今回のリニューアルについて同社では、中期経営計画で重点分野と位置づけている「新興市場」や「新規アプリケーション (自動車、環境・エネルギー、ヘルスケア) 」といった新規参入分野でも、同社を正しく理解してもらうことを目的に、よりムラタブランドを分かりやすく、適切に表現することを目指したものにVIのリニューアルを図ったと説明する。
具体的には、従来の赤地に白の「muRata」の文字から、より広い分野において、新たな製品やソリューションを提供し、社会の発展に貢献しようとする姿勢を赤いボックスを外したデザインで表現しつつ、同社の研究開発(R&D)への自由な発想や先例に捉われないイノベーションへの取り組み姿勢を表すことを目的に、従来からの特徴であった「R」を大文字にしたデザインを継承。そして、スローガン「Innovator in Electronics」のフォントを、従来よりも読みやすいフォントに変更し、「エレクトロニクス業界でイノベーターであり続ける」というムラタの精神を新しいスタイルで表現したものとなっている。