理化学研究所(理研)は3月31日、小保方晴子研究ユニットリーダーらが1月に英科学誌「Nature」に発表した「STAP細胞」の論文にかかる一連の疑義に関する調査委員会による報告を2014年4月1日に公表する予定であることを明らかにした。

2014年3月14日に調査の中間報告が行われていたが、今回の報告は、その後の調査内容などを含めた形で公表されるものとなる。

なお、登壇者は今回の研究論文の疑義に関する調査委員会委員長である石井俊輔氏(理研 石井分子遺伝学研究室 上席研究員)、ならびに調査委員会委員である川合眞紀 理事(研究担当)、米倉実 理事(コンプライアンス担当)が予定されているほか、調査委員会の報告とは別に、野依良治 理事長などによる理研としての問題に対する説明などが行われる予定だというが、小保方氏をはじめとする論文著者が出席する予定はないという。