ルネサスエレクトロニクスは3月31日、山形県の鶴岡工場を3月31日付けで譲渡したと発表した。

これは、1月29日に発表されたもので、子会社のルネサス山形セミコンダクタが保有する鶴岡工場と半導体製造設備を、ソニー子会社であるソニーセミコンダクタに譲渡する資産譲渡契約が締結されていた。

譲渡される製造設備は、半導体前工程12インチウエハ生産ラインで、300mmウエハに対応する。

一方ソニーは、鶴岡工場をソニーセミコンダクタ山形テクノロジーセンターとして設立する予定で、CMOSイメージセンサの生産能力を増強。現在の月産約6万枚から、約7万5000枚まで増加させるとしている。