NTTアイティは3月28日、ソーシャルリスニングサービス「評Ban」において、クチコミを自動収集・分析しランキング形式で提供する「クチコミランキング機能」をオプション機能として4月下旬より提供を開始すると発表した。

「評Ban」のクチコミランキングイメージ

本サービスは、twitter/掲示板/ブログ/ニュースサイトから指定されたキーワードを含むクチコミを収集。その後、「類似記事抽出アルゴリズム」を用いて収集した全クチコミの特徴空間内における類似性を分析し、クチコミを類似のグループに分類する。

今回、オプション機能として提供するサービスは、その分類結果から頻度の高いクチコミを分析し「クチコミランキング」を作成するもの。

実現においては、オープンソースのリアルタイム機械学習フレームワークであるJubatus(ユバタス)を用い、1時間あたり80.3万文という高速な処理をリアルタイムで実行。これにより対象期間内のクチコミの内容を高精度に分析・計測することが可能となると同時に、収集後30分以内で最新のクチコミランキングの提供が可能となった。

クチコミランキング機能は、当日0時から現時刻までのクチコミランキング(30分毎に更新)と、指定日のクチコミランキング(過去3ヶ月までの1日単位のクチコミランキング)に対応。

サービス利用料は初期費用が2万円。月額料金は評判情報を収集したいテーマの数と利用したいユーザー数によって価格が異なり、ライト1(1テーマの評判情報を自動収集解析。1ユーザが利用可能)の場合、1万5,500円。なお、オプションの口コミランキング機能、およびランキング表示オプション機能は各1テーマの月額料金が5,000円(すべて税別)。