日本セーフネットは3月27日、「Virtual KeySecure」および仮想インスタンス暗号化ソリューション「Protect V」の無料トライアルを開始した。

金融サービス、ヘルスケア機関、情報サービス、エンタープライズそしてITビジネスにおいて、統制監視とコンプライアンスを維持しながらセーフネットのクラウドベース暗号化ソリューション全ての機能を試用できる。

ProtectVは、仮想インスタンスの暗号化ソリューション。Virtual KeySecureは強化されたProtectVをはじめ、アプリケーション、データベース、ファイルサーバ用の暗号鍵を管理し、安全に保管することができるソフトウェアアプライアンスだ。

無料トライアル期間終了後は、Virtual KeySecureを時間課金または年単位での課金オプションで利用を継続できる。

また同日、全世界で日々発生しているデータ漏えいの深刻度を指標化した新しいWebサイト「SafeNet Breach Level Index」を開設した。データ漏洩に対する理解促進をはかる目的のため、企業等の発表内容を基に作成した深刻度ランキングが公開される。

同サイトでは、世界中のデータ漏洩情報を提供しており、公開情報に基づいてデータ漏洩の深刻度をさまざまな角度から数値化している。産業界におけるひとつの指標として機能するだけでなく、CIOやCSOにとっては顧客企業やパートナー企業のデータ漏洩事例を基に、自社におけるデータ漏洩の危険度を把握するためのツールにもなりうるという。