KDDI研究所と日本アイ・ビー・エムは3月26日、シニア及びスマートフォン初心者の方がスマートフォンを使いこなせるよう支援するスマートフォン基本操作支援技術を発表した。
KDDI研究所は同技術を活用し、操作支援アプリ「スマホ道場」を試作開発。ユーザーの操作状況に応じて音声・吹き出し・アニメーションなどで適切に応答・支援しながら、スマートフォン画面上での地図操作方法をスムーズに習得できる。4月1日よりアプリのトライアル提供を開始する。
また、KDDIが4月より、KDDIケータイ教室「シニア向け講座」に同アプリを使用したプログラムを取り入れる。さらに、auのユーザー向け会員制サポートサービス「auスマートサポート」でも紹介していく。
この共同開発では、KDDI研究所がスマートフォンを初めて使うユーザの観察実験に基づく基本操作・練習用ユーザインタラクションの設計、アプリケーション開発を担当。
日本IBMの東京基礎研究所は、数理解析技術を用いたユーザの操作内容分析に基づく操作習熟度の推定と、操作のつまずきを即座に検出し、ユーザに対して適切なガイドを提供するソフトウェアの開発を担当した。